IT業界やプログラミングを全くやったことが無い社会人でも、エンジニアに転職する方法を教えます。
「プログラミングの知識無くてもエンジニアってなれるの?」
「求人で未経験で応募可って書いてあるけど、僕でもいける?」
なんて事を考えて、マイナビやリクナビでエンジニアの求人を探していませんか?
それちょっと待ってください。
残念ですが、そのまま転職するのは難しいでしょう。
99%書類選考すら通りません。
なぜなら、あなたが考えている「未経験のエンジニア」と、求人を出してる企業側が考えている「未経験のエンジニア」に大きなギャップがあるからです。
元エンジニアの採用を担当していた僕が、その理由を説明させてもらいます。
未経験可の求人に応募しても、社会人が未経験からエンジニアに転職できないのはなぜ?
人手不足と言われるエンジニアにおいて、今や未経験可の求人はたくさんあります。
でも、あなたがプログラミングの経験が無い状態または、本で少し勉強したくらいでは応募しても内定が出ることはありません。
働く側が考える未経験
- プログラミングは全然できない、だって未経験だから。
- 就職したあとに研修で覚えればいいんでしょ?
企業側が考える未経験
- 最低限のプログラミングスキルは独学で持ってる
- 掲示板とかは作れるけど、仕事でプログラミングをしたことはない
- チームで開発する方法は、就職後に教えよう
つまり企業側が考える未経験とは、「プログラミングはできるけど、それを仕事としてやったことが無い人」
ここに大きなギャップがあるんです。
真実をいえば、全くの未経験でも書類選考に通る企業はある
じつは真実を言うと全くの未経験でも応募できる企業があります。
たとえば。
でも給料を見てください。最低は18万〜ですよね?
あなたが入ると間違いなくこの最低水準の給与でスタートします。
そう、プログラミング未経験で、エンジニアの世界に飛び込むとめちゃくちゃ安月給で働くことになります。
元々が安月給なので、たとえ昇給してもやっぱり安い。
もし東京でまともに暮らそうと思えば月給30万くらい、手取りで25万くらいは必要ですよね。
そこにたどり着くまで10万円も昇給しなくてはいけません。
それ、何年後になると思います?
未経験可で安月給の求人を出してる人事の本音
そういった求人を出している人事の本音はこうです。
「ちょっと覚えれば誰でもできる単純作業を、安くやらせよう」
たしかにエンジニアの仕事でも、種類によってはスキルなど不要で、マニュアルに沿って決まった手順だけをやればいい仕事というのがあります。
決まったアプリを決まった時間に開いて、決まった文字を打ち込めば終了。みたいな。
いわゆる誰にでもできる仕事です。
だからもしあなたが
「まず就職して、そこで知識やスキルを付けて次の転職で給料を上げればいいや」と思っていたとしても、市場価値が高いスキルは身に付かないんです。
転職もできない低スキルの仕事を3年続けたら、今より転職はやりにくくなる可能性すらあります。
つまり、こういう求人で就職すると、
- 給料が上がらない
- スキルが身に付かない
- 転職もできない
こうなるリスクがあるんです。
あなたはこれ、理解して未経験可の求人に応募しようとしていますか?
プログラミングのスキルは就職前に獲得して給与水準が高い状態で未経験から就職するのが鉄則
じゃあどうすればいいの?という疑問がわきますね。
だからこうするのが正しいです。
- プログラミングのスキルは就職よりも前に身に付ける
- 最初の就職から給与水準が高め(年収350万円〜)の会社に就職
- その職場でスキルアップ
- 昇給するか、転職で給料をアップする
というか社会人の人が、未経験からエンジニアに転職するならこうしなければ生活が保てません!
このなかで一番、圧倒的にハードルが高いのが1番のプログラミングスキルを就職よりも前に付けることです。
未経験からエンジニアに転職する方法はコレ
本気で未経験からエンジニアに転職するなら、プログラミングのスクールに通うことです。
あと本で独学しようとする人がいますが、本は完全に「プログラミングを覚えるため」の学習方法です。
転職のための覚え方では無いため、オススメしません。
(スクールに通う前に本を読んで予習する、などの併用はオススメ)
あとはprogateやudemy、ドットインストールなどの動画で学べるプログラミング学習のサイトもありますが、あれも本と同じですね。
転職向きの学習方法ではないので、それだけで転職するのは厳しいでしょう。
やっぱり本気ならスクールに通うべきです。
いまや無料でも通えるスクールはあるので、ぜひ検討してくださいね。
プログラミングのスクールにはざっくり2種類ある
スクールをオススメしていいますが、スクールならどれでもいいわけじゃありません。
プログラミングのスクールには、ざっくり2種類あるんです。
- プログラミングをスキルとして覚えたい、学校タイプ
- プログラミングを覚えてエンジニアとして就職や転職をしたい、転職支援タイプ
あなたは就職や転職を希望していると思いますから、後者の転職支援タイプのスクールを選んだほうが良いです。
学校タイプと転職支援タイプの違いは何?文字通り転職を応援サービスがあるかどうか
学校タイプは、例えば趣味でプログラミングを覚えたかったり、自分で会社を起こすにあたってプログラミングを覚えるような。
「プログラミングが身につけばオッケー」な人のためのスクールです。
だから、プログラミングの講義・講座が終わったあとは「はい、解散」です。
転職支援タイプは、あくまで就職・転職のためにプログラミングを覚えるスクールです。
だから、
- プログラミングのスキルのなかでも、仕事に必須なところに絞って教える
- プログラミングを覚えたあとは、会社を紹介したり面接対策をするなど転職支援が付いてる
この2つが特徴です。
あなたの目的はエンジニアとして就職・転職ですからね。
間違いなく後者の就職・転職を選ぶべきです。
転職すると無料なスクールがある!未経験エンジニアにオススメなスクール
おすすめなのはこの2つのスクールです。
※どちらも東京にしかないのですが。。
転職の保証付きのスクールです。年齢制限などもありますが、ここで学んで卒業後に転職に成功すると、スクールが無料になります。
こちらも無料でPHPというプログラミング言語を学び、その後に転職までサポートがあります。
さらに2社の内定保証まで付いてきます。
こっちの無料PHPスクールのほうがオススメですね。
まとめ
未経験からでもエンジニアへの転職は可能です。
ただしそれは企業側が言っている未経験の意味を理解して、自分のスキルを就職レベルまで上げた人にだけ掴めるチャンスです。
それを理解して、プログラミングを身に着けましょう!